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CarmyA(カーミーエー)

CarmyA(カーミーエー)

iPS 細胞由来心筋細胞 CarmyA [カーミーエー] は、独自の化合物組み合わせによるプロテインフリー分化誘導法で作製された高品質な心筋細胞です。京都大学から特許ライセンスを受けて実施しています。

心筋細胞分化誘導時にサイトカイン、成長因子、動物血清成分等のタンパク質を使わないケミカルディファインド培養であるため、安定した細胞生産が可能になっており、比較的高い心筋純度(>90%)が得られています。
細胞の電気的性質に重要なHERGやKCNQ1、Kir2.1といった各種イオンチャネルの発現量が安定して高くなっており、実際の心臓における発現レベルに近くなっております。
また、筋繊維が発達した明瞭なサルコメア構造、心筋細胞のうち9割が心室筋細胞であることを確認しております。
蛍光解析に有用なGCaMP遺伝子導入心筋細胞のご提供も可能です。

CarmyA の特徴

  • 発達した筋繊維

    CarmyA は、化合物を用いて浮遊 3 次元培養されており、2 次元培養の心筋細胞と比べて明瞭なパターンのサルコメア構造を持った心筋細胞が多く、構造的に成熟していることが示唆されています。

    筋繊維の説明画像
  • チャネル遺伝子発現

    CarmyA は従来の心筋細胞と比べて、薬理応答や膜電位に重要な電位依存性 K+ チャネル遺伝子(HERG、KCNQ1、KIr2.1)の発現量が多く、電気生理学的な成熟性が示唆されます。

    チャネル遺伝子発現の説明画像
  • 薬剤応答性

    従来の iPS 細胞由来心筋細胞では検出が難しかった、テルフェナジン薬剤による明瞭な不整脈応答(QT 延長、EAD)やベラパミル薬剤による徐脈応答が見られています。

    薬剤応答性の説明画像

    CarmyA は強心剤であるイソプロテレノール薬剤添加により、顕著な陽性変事効果(頻脈)を示します。また催不整脈性のあるテルフェナジン薬剤添加により、明瞭な Ca2+ 波形の延長(QT 延長)を示します。

    薬剤応答性の説明画像2
  • ミトコンドリア活性

    CarmyA はミトコンドリア活性が比較的高い傾向が見られます。

    ミトコンドリア活性の説明画像

参考論文

Kadota S, Minami I, et al., Development of a reentrant arrhythmia model in human pluripotent stem cell-derived cardiac cell sheets. European Heart Journal. 2013 April 34.
Minami I, et al., A small molecule that promotes cardiac differentiation of human pluripotent stem cells under defined, cytokine- and xeno-free conditions. Cell Reports, 2012 Nov 29.

汎用培地・開発

汎用培地(仮)の販売

間葉系幹細胞・線維芽細胞・T細胞・ハイブリドーマ等を対象とした、オリジナルの汎用培地(仮)を販売しております。以下、製品仕様の概略を示します。
・本製品は完全プロテインフリー・アニマルフリーの製品です
・間葉系幹細胞・線維芽細胞・T細胞・ハイブリドーマにおいて、比較対象とした市販培地と比べて約1.2~2倍の高い増殖性を有します
・日本薬局方に準拠した無菌試験、エンドトキシン試験、マイコプラズマ否定試験を実施しています
こちらの汎用培地(仮)を基にして、お客様の開発製品にあったオーダーメイドの培地開発を提供させて頂きます。

ご関心ございましたら、まずは汎用培地(仮)をお試しいただき、細胞増殖や品質等の評価をいただいた後に、培地開発サービスについてご協議させて頂けますと幸いです。

オーダーメイドの培地開発について、詳細は以下をご参照ください。
>オーダーメイド培地開発について