In vitroモデル開発支援

マイオリッジの設立時のコア技術であるiPS細胞から心筋細胞への分化誘導技術(完全プロテインフリー分化誘導法)を軸に、
創薬研究支援をスタートさせました。iPS細胞由来心筋細胞による評価モデル開発の実績を活かして、各種センサータンパク質導入細胞の作製や、ゲノム編集技術を利用した心疾患モデル開発など、受託項目を充実させております。
マイオリッジ独自の培地オプティマイゼーション技術を活用したin vitroモデルの開発支援も提案します。

実績例

  • iPS細胞由来心筋細胞による心不全モデルの構築

    製薬企業

    iPS細胞由来心筋細胞による心不全モデルの構築

  • iPS細胞由来心筋細胞による心不全モデルの構築

    製薬企業

    ゲノム編集iPS細胞を用いた心筋分化誘導

  • iPS細胞由来心筋細胞による心不全モデルの構築

    製薬企業

    ミトコンドリアATPセンサー導入細胞の開発及びミトコンドリアを標的とした薬剤スクリーニング評価法の構築

心筋細胞関連

ヒト・サルiPS細胞由来心筋細胞製品

当社のiPS 細胞由来心筋細胞 CarmyA® [カーミーエー] は、独自の化合物によるプロテインフリー分化誘導法®で作製された高品質な心筋細胞です。プロテインフリーによる心筋分化誘導法により様々なiPS細胞でトロポニン(cTnT)陽性率90%以上を実現しました。CarmyA®は高純度心筋細胞で、成熟したサルコメア構造や高いミトコンドリア活性を有します。更に当社独自開発の成熟化工程により、心室筋特有遺伝子の発現を増加させ、Ca2+トランジェントなど薬剤応答性の感度向上を提供します。

製品名 CarmyA®*1)
製品コード H-011106X H-011107X
保存区分 -70℃以下
(長期保存:-150℃以下)
容量 1.0×10⁶ cells 1.0×10⁷ cells
価格 お問い合わせ
資料
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マニュアル
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製品名 CarmyA®-GCaMP*1)
製品コード G-011106X G-011107X
保存区分 -70℃以下
(長期保存:-150℃以下)
容量 1.0×10⁶ cells 1.0×10⁷ cells
価格
資料
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マニュアル
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製品名 CarmyA®-Monky*2)
製品コード M-011106X
保存区分 -70℃以下
(長期保存:-150℃以下)
容量 1.0×10⁶ cells
価格
資料
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マニュアル
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製品名 CarmyA®
維持用培地UG*1)
製品コード ME-01A00241X
保存区分 維持培地:-20℃
サプリメント:-20℃
容量 CarmyA®維持用
培地UG 40 mL
維持用培地
UG専用
サプリメント1本
価格
資料
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マニュアル
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製品名 CarmyA®
播種・維持培地キット*1)
製品コード ME-12A001KTX
保存区分 維持培地:-20℃
播種用培地:-20℃
サプリメント:-20℃
容量 CarmyA®播種用
培地-2TM 10 mL
播種用培地-
2TM専用
サプリメント1本
価格
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マニュアル
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製品名 製品コード 保存区分 容量 価格 資料ダウンロード マニュアル
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CarmyA®*1) H-011106X -70℃以下
(長期保存:-150℃以下)
1.0×10⁶ cells お問い合わせ
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H-011107X 1.0×10⁷ cells
CarmyA®-
GCaMP*1)
G-011106X -70℃以下
(長期保存:-150℃以下)
1.0×10⁶ cells
G-011107X 1.0×10⁷ cells
CarmyA®-
Monky*2)
M-011106X -70℃以下
(長期保存:-150℃以下)
1.0×10⁶ cells
CarmyA®
維持用培地UG*1)
ME-01A00241X 維持培地:-20℃
サプリメント:-20℃
CarmyA®維持用培地UG
40 mL
JP
維持用培地UG専用
サプリメント1 本
JP
CarmyA用
播種・維持
培地キット*1)
ME-12A001KTX 維持培地:-20℃
播種用培地:-20℃
サプリメント:-20℃
CarmyA®播種用培地-2TM
10 mL
JP
播種用培地-2TM専用
サプリメント1 本
JP
CarmyA®播種用培地-TB
10 mL
JP
CarmyA®維持用培地UG*1)
40 mL
JP
維持用培地UG
専用サプリメント1 本
JP

*1)CarmyA®、CarmyA®ーGCaMP、CarmyA®専用培地は、受注生産となりますので納期・費用はお問い合わせください。
*2)CarmyA®- Monkeyは、一時販売中断とさせて頂いております。

分化誘導受託

貴社が保有するiPS細胞(患者由来、健常者由来、ゲノム編集)をお預かりし、分化誘導心筋細胞を作製・供給します。

  1. Step
    1
    分化指向性確認

    内容
    分化誘導後2週間程度でのcTnT陽性率を確認
    納期
    iPS細胞起眠後
    1~1.5か月
  2. Step
    2
    分化誘導条件
    薬剤応答性確認

    内容
    分化誘導を完了させてiPS細胞株毎の分化細胞の収率を求める。凍結融解後の薬剤応答まで確認
    納期
    iPS細胞起眠後
    2~2.5か月
  3. Step
    3
    分化誘導心筋
    製造・供給

    内容
    株毎の収率に応じた細胞数の心筋細胞を製造・供給
    納期
    iPS細胞起眠後2か月

MaLion等センサータンパク質導入細胞

ミトコンドリア内ATPを非侵襲的にライブイメージング可能にするATPセンサー(mito-MaLion)は東京工業大学 北口博士と東京大学 坪井博士によって開発されました。当社は、このセンサータンパク質の有用性に着目し、共同研究によりmito-MaLionを発現する心筋細胞を作製しました。MaLion心筋細胞モデルにより、抗がん剤の毒性メカニズムの評価をはじめ、これまで明らかにされなかった心毒性の新しい評価モデルとして期待されています。更に、神経変性疾患、老化研究、代謝性疾患研究にも応用可能と考えています。

心筋細胞でのミトコンドリアMaLionの発現

ミトコンドリア阻害によるmito-MaLionの輝度値の
変化

MaLion等遺伝子発現株作製

貴社のiPS細胞等の細胞をお預かりし、ゲノム編集又はプラスミドベクターによりセンサータンパク質遺伝子を細胞に導入します。MaLionの蛍光が確認できた細胞を納品します。

培地オプティマイゼーションによるin vitroモデル開発

マイオリッジの培地オプティマイゼーションで細胞のフェノタイプをコントロール、細胞株やアッセイ系にマッチした培地組成及び添加物の探索等で、in vitroモデル開発を支援します。

細胞培養

試験系・評価モデル

各種細胞スクリーニング系

マイオリッジでは培地成分や新規培養基材の評価を下記の細胞株等を用いて評価しています。細胞培養のプロフェッショナルチームで、創薬、化粧品、機能性食品の細胞アッセイをお受けいたします。貴社が保有するin vitro試験系系の技術移管を受けて、貴社のスクリーニングを受託することも可能です。

細胞腫 評価
iPSC 未分化能、分化能、大量培養・自動培養プロトコール構築
MSC 増殖性、表面マーカー、遊走能、IL-7・トランスフェリン依存的増殖活性
HUVEC 増殖性、表面マーカー、遊走能、血管形成能
Fibroblast 増殖性、表面マーカー、KGF・FGF依存的増殖活性
MCF-7 IGF-1・インスリン依存的増殖活性
RPMI
1788
IL-1ẞ依存的増殖活性
THP-1 Flt3-L依存的増殖活性
Reh Flt3-L依存的増殖活性
TF-1 LIF・GM-CSF・IL-4・IL-6・
SCF・EPO依存的増殖活性
CTLL2 IL-2 IL-5依存的増殖活性
M-NFS-60 G-CSF依存的増殖活性

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